観光地のガイド

観光地などに行くとガイドがいるところも多い。
最近は、音声ガイドや二次元コードを読み取ればスマホなどで説明を聞いたり見たりする事もできる。

何となく、ガイドと言うと、有料で時間の制約もあり面倒、と言う個人的な感覚がある。どこかに行ったついでに観光地に立ち寄る程度であれば、有料のガイドをお願いすることも殆んど無い。

先日、立ち寄った吉野ヶ里遺跡には拠点拠点にボランティアと思われるガイドがいらっしゃった。新型コロナ禍の今、観光客も少なく、手持ち無沙汰そうなガイドの方に声を掛けられたので、その説明を聞いた。
やはり、ガイドに説明してもらうと、説明の書かれた案内板や音声ガイドなどでは気付かない情報が入って来る。

今までで最も印象に残っているガイドを3人挙げろ、と言われると以下の通り。
古い順に
・福島県の一日観光バス
・兵馬俑博物館
・ナパバレーのワイナリー
もちろん、吉野ヶ里遺跡のガイドの説明もまだ覚えている。
それぞれについては、別の機会に書くとして、最初の福島県のバスガイドについて、印象に残っている部分を。

随分と前だが、福島県の浜通り、海沿いの観光地を巡る一日観光バスツアーに参加した時、常磐炭鉱跡や塩屋埼灯台などを巡った。どこの説明だったかは憶えていないが「京都府の宇治にございます“びょういん”…」。「ちゃうやろそれ、平等院やんけ」と心の中で突っ込んだのだけ強烈に憶えている。

もちろん、人には間違う事もあるので、訂正してくれれば良いのだが、結局ガイドさんは間違いに気付いていない、と言うか、平等院と言うものを知らなかったような感じがした。
平等院の鳳凰堂は十円玉に描かれていて、社会の教科書に写真くらいは載っているはず、念の為。

知らなくても社会生活に困ることは恐らくないのではあるが。

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