年始の挨拶回り
今日も正月の話題。
昨日(1月4日)が今年の仕事始め。
例年だと社内・社外とも年始の挨拶回りなどどことなく落ち着かない、良くも悪くも正月らしい雰囲気が漂っている。
社内では、部毎にまとまり他部門や役員連中への挨拶回り。ほぼ全ての社員が同時に動くので必ずどこかで密になる。
その後、経理・財務部門の人たちは担当役員など供に銀行などへの挨拶。
社外では同じビルの複数フロアを借りているテナントの人達は、列を為して階段を登り降り、同じように他部門などへの挨拶回りだろう。
ビルの外では黒塗りの車が周辺のビルの駐車場に入ったり、運転手だけを車に残して路上に停車したりと言う風景が繰り広げられる。会社の周囲には金融機関が多く、色々な企業が銀行などに年始の挨拶に行く光景である。
そんな正月の恒例行事は、今年は見られない。
社内の年始挨拶も同じ部、隣の部程度の挨拶と、廊下ですれ違う同僚に軽く挨拶程度。後は通常業務。
午後にはほぼ正月と言う雰囲気は無くなった。
3~4年前から仕事始めも通常業務になった(それ以前は昼頃から年始の飲み会)が、例年だと、通常業務であっても、終業後に軽く一杯、または、ランチを兼ねたキックオフなどが催されるが、今年はそれも無し。
何と無く仕事始めの一日が過ぎて行った。
年始の挨拶、特に全員で集まって社内を歩き回るのは以前から無意味だと思っていたので、それはそれで良い。
役職員が会議室に集まって拝聴する社長のお言葉も今年はビデオメッセージ。役職に関係無く全員が視聴できる。
今までは、毎年行っている恒例行事だから、と何も考えずに続けていた習慣。新型コロナ禍が終息した後も、意味の無い習慣はそのまま無くなって欲しい、と思うのは自分だけだろうか。