アルコール依存症

年末。例年だと、忘年会や年末にかこつけた特に意味の無い飲み会が盛んな時期。
それほど人付き合いの多く無い自分でも、週に3〜4回飲んで帰ると言うことも普通にある時期。それが、今年は無い。

事務所から地下鉄駅まで、ビルの地下街を通るが、時間によって、これから宴会に行く人、宴会が終わり二次会の相談をする人などが店の前に屯しているのが普通の光景。地下街は素面だと歩き難くて仕方が無い。

今年は真っ直ぐに歩ける。
時折り、飲食店の店員が店の前で声を掛けてくるが、普段と違って“お食事いかがですか〜”。
例年だと、2人連れ以上のグループに向かって“お席空いてますよ〜”。店の人達も可哀想なほど諦め顔。

ニュース報道などで、12月の客の入りは例年の10%以下、などと言われているが正にその通りと言う実感。
会社では依然として会食自粛が続き、忘年会も何となく禁止と言う雰囲気。部や課の会食でクラスターなど発生しようものなら、部課長の責任は重大。当然、仕事にも多大な影響が出る。

そんな世の中、自分の場合はアルコールの経口摂取量(要するに飲酒)は、昨年同時期比99%減、と言う感じだろうか。
ところが、ランチ時に、テーブルに置かれた消毒用アルコールでひっきりなしに手指の消毒している同僚がいた。

今はレストランやビルの入口などありとあらゆる所にアルコール消毒液が置いてある。強制的に消毒を求められるところもあるが、そうで無いところでも無意識の内にアルコール消毒をしている自分がいる。

新型コロナ感染対策が始まった3〜4月ごろは意識的に手指消毒をしていたはずだが、今は無意識。

一日何回も消毒。これもアルコール依存症と言うのだろうか?

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