エコな旅行 荷物の量

久々に宿泊を伴う出張に行った。と言っても1ヶ月半程度ぶりだが。

普段は荷物は少ない。通勤に使っているビジネス・バックパックにシャツと下着など最低限の着替えだけ追加すると言う感じ。

これは何を意味するかと言うと、タオルやシーツはもとより、歯ブラシや髭剃りなどもホテル備え付けの備品を使うと言うことになる。

最近は聞かなくなったが、ユースホステルと言う宿泊施設があった。今で言うとゲストハウス。
ユースホステルは原則としてシーツは自分で持っていくスタイルだった。持っていない場合は有償で貸してくれたのかも知れない。
シーツの袋状になった部分に枕を入れることができる専用のシーツが売られていた。どんなシーツを持って行っても良かったが、薄くてコンパクト、最低限の機能を満たすこの専用シーツは便利だった。
もちろん、タオルも歯ブラシも髭剃りも持参する必要があった。
シャンプー類はどうだったか覚えていないが、小型のシャンプーや薄いシート状の固形石鹸を持っていた記憶があるので、それらも持参する必要があったのかも知れない。
その代わり、当然と言うか、宿泊費は安く、貧乏学生や長期旅行のバックパッカーには重宝されていたのだと思う。

そんな、雨風がしのげるだけの宿からはすっかり縁遠くなった。
日本国内では専らビジネスホテル。狭くて、居心地は良いとは言えないが、1〜2泊するだけであれば、機能的で便利。
歯ブラシや髭剃りなど多くのアメニティは備え付けられている。もちろん使い捨て

これらの使い捨ての無料アメニティは韓国では随分以前から無いようだ。
アメリカのホテルでも、各部屋には備えられていないところも多い。フロントに頼めば持って来てくれるが、もちろんチップの支払いはする。

アメリカ人は概して荷物が多い。
以前、大きなスーツケースも持って来たアメリカ人に聞くと、ドライヤーを持って来ていた。一流ホテルに泊まっていて、ホテルにはもちろんハンド・ドライヤーも備え付けられていたが、パワーが小さ過ぎる、と卓上式のドライヤーだった。日本では余り見かけないが、少し小型のサーキュレーターのような形。

アメリカ人の荷物は多過ぎるが、日本人の荷物は少な過ぎる。
最近流行りのSDG(Sustainable Development Goals)行動を心掛けるのであれば、日本人(少なくとも自分は)としてはもう少し荷物を増やしても良いのかも知れない。

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