グリーティング・カード

昨日(12月15日)から年賀状の受付が始まった。
近年は減少していた年賀状の発行枚数が、今年は増えていると言う。
新型コロナの影響で帰省や旅行を見合わせる人が多く、また、様々な集まりが中止され、友人・知人に会う機会が減っているため、代わりに年賀状を、と言うことだろう。

仕事柄、海外メーカーとの付き合いも多いので、11月にはグリーティング・カードにサインをして出す。
昔はクリスマス・カードと言われ、今でも、その呼び名を通例としては使うが、みんながキリスト教徒とは限らないので、書き言葉ではグリーティング・カード。
こちらも、年賀状同様、近年は徐々に減って来ていた感じがある。その代わり、趣向を凝らしたグリーティング・メッセージや普通のメールなどを送って来る人が増えている。

さて、年賀状やグリーティング・カード、郵便などで送るが、ヒトが触ったものを遠くまで送って、別の人が触ると感染が心配(本当はそれ程神経質では無いのだが、話の流れとして、心配と言うことにしておく)。
実際、札幌では10月終わりに郵便局員の新型コロナ感染が判明した為に、一部郵便ポストでの郵便受付を停止した、と言うニュースがあった。
恐らく、郵便を通して感染するから、と言うよりは、感染者が出たことで集配局員の人繰りが難しくなったからだとは思う。

海外向けの“郵便”には実務的な問題として、旅客航空便がまだ少ないと言うのがある。
この季節には、グリーティング・カードとは別に、来年のカレンダーを海外に送る習慣もあるのだが、特に欧米向けは例年使っていた比較的低価格のSAL便が今年は停止されている。欧米へのカレンダー送付はどうしても必要な場合に限るように、と言うお達しが出た。

グリーティング・カードやカレンダー、送る必要があるか、と尋ねられれば、そうでも無いと言うのが正直なところ。
毎年、カレンダーを楽しみにしている人もいるが、この非常事態、相手の会社宛に送ったものは、出社していない人には届かないかもしれない。
そう考えると、やはりグリーティング・カードはEメールで送るべきだろうか。

時々送るグリーティング・メール、本来はクリスマスの時期までに送るのが礼儀だが、日本では普通に勤務していて忘れがち。いつも、年明けに新年の挨拶メールとして送っている。これはこれで良しとするしか無い。

年賀状を書くのも元日のことが多いのだが。

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