ビジョンとPDCA

たまには、人々の役に立つ、かも知れない記事を書いてみよう。

ハリウッド映画で大成功を収め、その後カリフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーさん。少し前に日本語のニュース記事に書かれていた成功の秘訣が素晴らしい。残念ながら、その日本語記事はリンクが削除されていたが、本人のスピーチ動画はいくつかあるようなので、ご興味のある方はそれらを参照して欲しい。

自分なりの解釈としては、成功できた秘訣は明確なビジョンを持ち、それに向けて努力を続けたこと。
ビジョン(vision)、日本語では将来像、将来はこうありたい/こうなりたい、と言うことだろう。
子供の頃は子供なりに、大人になってからはその年齢なりにビジョンを持つことが大切。そして、そのビジョンを実現する為に、弛まぬ努力をする、ことで偉大な成功を収めることができる。

企業をはじめ、スポーツチームや個人などの改善手法として当たり前のように言われるPDCA。念のために書くと、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)だが、我が社や自分も含め、期待通り以上にうまく行っている例は少ないのでは無いだろうか?いや失礼、きっと皆さんのところではPDCAはうまく回っているに違いない。

本来はビジョンを実現する為に、具体的なプランを立て、実行することになるのだろうが、特に組織の場合は、ビジョンとプランが結び付いていないような感じがする。
組織のビジョンがあり、それを達成するための目標があり、それを具体化するためのプランがある、はず。
組織の場合は、組織のビジョンや目標に対して、個人プランを立てることが多いように思うが、ここで、個人としてはビジョンの無いプランができてしまう。
ビジョンが無いと、どうしてもプランに命が吹き込まれない。何となく立てた計画は、やはり実行性が伴わない。

皆さんはしっかりビジョンを持ち、目標を決め、計画を立てていらっしゃるとは思うが、改めてビジョンの大切さを考えさせられた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

新型コロナ

前の記事

日の入りの時間
世界と日本

次の記事

世界に誇る日本文化