戦争と領土拡大

領土を得るために戦争を仕掛ける。

帝国主義、植民地主義など20世紀半ば頃までは戦争の目的として比較的一般的だった。

日本の負の歴史、第二次世界大戦、大東亜戦争とも呼ばれるが、領土拡大を求めて朝鮮半島や中国東北部、台湾島、インドシナ半島、インドネシア、フィリピンまで領土を拡大しようとしたようだ。“したようだ”と言うのは自分に正確な知識が無いためです、すいません。

そんな領土拡大を目指す戦争は前世紀のものだと思っていたが、つい最近、東ヨーロッパでもあった。
アルメニアとアゼルバイジャン。
どちらもカスピ海に面する旧ソビエト連邦に属していた国。
ソ連時代であれば内戦と片付けられていたかも知れないが、今はどちらも独立国家。

今年の6月頃にはインドと中国でも国境紛争が起きている。石の投げ合いや文字通りの肉弾戦(喧嘩)など銃器の発砲は避けたと報道されていたが。

陸上だけでは無く、軍事力を背景に海洋進出を目論む国もある。
中東やその他の地域でも今でも時々勃発する。

21世紀の現代になっても紛争解決の方法は、交渉・話合いでは無く喧嘩、と言うのは変わらない。

平和ボケ日本にいるとそんな喧嘩(内紛、戦争)は過去のことと思ってしまい勝ちであるが、現実に今の時代でも起きている。
人が統治する限りこの流れは変わらないのだろうか?
例えばAIが支配する世界になればもう少しマシな紛争解決方法ができるのだろうか?
それとも人間が作った“人工”知能に期待するのはやはり間違っているだろうか?

日本の80年前と現在のカスピ海沿岸や中東諸国、重ねて考えるとニュースとしても現実味が感じられる気がする。

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