ベトナムとスウェーデンとアメリカ 新型コロナ
ベトナムで会社を経営しているベトナム人と話す機会があった。もちろん往来はまだ自由にはできないのでZoom会議だったが。
ベトナムの新型コロナ感染者数は1000人を超えた程度。欧米に比べれば落ち着いている日本が11万人以上なので、ベトナムの感染者数がいかに少ないかがわかる。中国・武漢で人から人への感染が確認されて直ちに中国との国境閉鎖。今では多くの国民は新型コロナを忘れた生活をしているらしい。時々、中国やラオス、カンボジアとの国境で感染者が見つかる程度だと言う。
但し、最近になって人が集まる場所ではマスク着用義務ができ、非着用者は罰金。世界中で感染が広がっている為の措置なのか、理由は分からないとそのベトナム人は言っていた。
スウェーデン、4月頃は特に何の規制もせず集団免疫獲得を目指していると言われていたが、感染者数は17万人を超えている。
同地に住む友人によると一部地域では最近新しい規則ができたと言う。同居する人以外に会うのは可能な限り避ける。スーパーマーケットと薬局以外の屋内施設に行くことは避ける。会議などの集まりやコンサート、試合、不必要な出張などに行くことは避ける、と言ったものだそうだ。
アメリカ。
カリフォルニアに住む知人からは、rigged election(不正選挙)で憤慨している。アメリカの選挙システムは不正が起きやすい、と大統領選挙に対する一通りの不満の後、新型コロナの状況は以下のだと連絡をくれた。
新型コロナに関しては、色々な地域で感染拡大は続いているが多くの人は回復している。他に疾患のある人だけが難しい状況に直面している。入院患者や死亡者数は減っている。
カリフォルニアは特定のビジネス活動は2週間停止すると言う馬鹿な政策を採っているが、これらの規制に人々は飽き飽きとしている。
地元のニュース報道では、”感染拡大が続いても人々はマスクもせず、ソーシャル・ディスタンスも取らない”とあたかも人が悪いような言い方をしているが、悪いのは人々では無くてウィルスだ。
それぞれの国に住む一個人の意見・情報だが、やはり感染対策については、政府や国民の意識に差があるような気がする。日本でも第三波の到来、と言われている。まだまだ気の抜けない日々が続きそうだ。