展示会・見本市
Go Toキャンペーンで政府が人の外出を推奨し、各種イベントも再開されている。
先月、そんなイベントの一種、産業見本市とも呼ばれる展示会を訪問した。
一つは毎年テレビのニュース番組でも紹介されるCEATEC(シーテック)。例年、千葉市の幕張メッセで開催されるIT技術とエレクトロニクスの国際展示会。
出品範囲が広く、先端技術に対する興味や今後のトレンドを知るには良い展示会。仕事としては予め関連する出典物にフォーカスし、会場を廻るのが常。ついでに、面白そうな出典が有れば、ブースを覗いて見る、と言う感じ。
今年は一部ニュースでも話題になった通りオンライン開催だった。仕事関連の出展製品などを幾つかチェックして終わり。
幕張メッセまでの移動時間も無く、非常に効率的。
先週は別の展示会を見に行った。こちらは通常通りの開催。
一部大手企業など出展を取り止める企業もあったので、空きスペースも沢山あり、少し広々とした感じだった。それでも、来場者数はある程度戻って来ている感覚だった。
会場入り口には手指消毒用アルコール設置。各企業ブースにも主催者から消毒用アルコールが配布されたと言う。また、マスク着用は必須、全員マスクまたはフェイスシールド。
一般の展示会とオンライン開催との違いは、自分がマークしていなかった製品・技術でも、面白そうな情報は割と簡単に見られること。また、出展者側からは、来場者との対話を通して、一方通行では無く、相手のニーズに応じた提案が簡単に出来ること。オンライン開催でも工夫次第では、対話を通した提案もできるとは思うが、訪問側からすると、オンラインではなかなか声を掛け難い。
来場者に何を訴求するかによって、オンラインが良いのか、通常開催が良いのかは分かれるかも知れない。
知名度の高い企業、製品であればオンラインで十分だが、ベンチャー企業・中小企業、新製品・技術などはやはり通常開催の方が良さそう。
直接関連無いところに目が行く、と言うのは辞書・辞典。紙の辞書・辞典では、調べようと思っている事項の前後に記載してある内容に自然と目が行っていた。興味の範囲を広げると言う点では、オンライン展示会や電子辞書類は少し苦手なのかも知れない。