社会の授業と「鬼滅の刃」

2020/10/31

鬼滅の刃無限列車編」が映画の興行収入記録を更新している。
10日間で興行収入100億円を突破、今まで最速だった「千と千尋の神隠し」の25日間を抜いたと言う。観客動員数は16日間で1000万人だと言う。

映画と言うと20世紀は、アメリカ、ハリウッド映画と言う印象だったが、2000年以降は様相が変わっている。
興行収入や観客動員数は、映画タイトル毎に発表されている。金銭価値や他の娯楽との兼ね合いなど時代背景が違うので、数字だけ見ても実際にハリウッド映画が世界を席巻していたかは、正確なところは分からないが、最近は日本映画が、少なくとも国内では頑張っている。
海外に目を向けてみると、日本映画と言うとアニメ。反日不買の韓国でも「鬼滅の刃」は公開されると言うニュースもあった。アジアを中心に上映される国が増えていくようだ。

話は変わるが学校で習う教科。
数学や理科などは世界共通の普遍的な事象。
国語はもちろん日本人にとっては大事な基礎。
英語は、海外に視野を広げる第一歩。
音楽・美術、体育と言うのは、それぞれの素養を伸ばし、生活を豊かにするために大事。

そんな中、社会の一部教科は実社会には役立ちそうもなく学校の授業は苦手だったが、大人になってからは、特に外国人と話す時に話のネタとして重要だと思うことが多い。
日本の歴史に興味のある外国人には、江戸幕府の基礎教養が役に立つ。世界地理や歴史はある程度知っていた方が良い。

そんな海外の人との共通の話題として、以前はハリウッド映画や世界的な音楽も共通な話題だった。近年は、日本アニメも重要な地位を占めるようになって来た。世代や国によって違うが、比較的若い世代や子供のいる世代だと政治や社会情勢に関係無く気軽に話題にできるトピック。

新型コロナが治まって海外に自由に行き来できるようになると、「鬼滅の刃」も話題になっていそうである。
自分は、先日のテレビでの放映を少し見ただけだが、ストーリーが分かるときっと面白いに違い無い。

「世界人(?)」の素養として、「鬼滅の刃」は外せない…かも。

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