マスク論争
アメリカのニュース番組(CNN)を見ていると相変わらずアメリカではマスク論争が盛んなようだ。
大統領は感染後もスピーチの際にはマスクを外すなど、リーダー自らマスクを否定しているので、感染症専門家との意見に相違があるのは仕方の無い感はある。
日本。飛行機にマスク無しで搭乗拒否された、と言うことがニュースになる程度で、マスクに対する拒否反応はそれほど多くない、少なくとも論争になることは無いように思う。
生活スタイルが違い、新型コロナ以前から、インフルエンザの季節には満員電車に乗る時にマスク着用。今や国民病とも言える花粉症に悩んでいる人も多く、特に春先にはマスク着用する人が多いなどマスクに対する拒否反応が無いことが第一の理由。
もう一つはやはり衛生観念・健康志向が強いこともありそうである。テレビではニュースやバラエティ番組でも健康関連の番組が毎日のように放送されている。テレビを見ない人でも、他人との話しなどを通じて間接的にこのような情報を得ていると思われる。
アメリカに比べると、日本を初め東南アジア・東アジアの国々では新型コロナ感染者は少ないが、やはりマスクを普段から着用している人が多い。
この辺りの情報を知っているアメリカが未だにマスク論争と言うのは不思議でもあり、面白いところでもある。
感染拡大初期のスウェーデンのように国民の集団免疫を獲得しようとするわけでも無さそう。
やはり、科学者の提言を無視する指導者の影響なのか?
それとも個人主義のアメリカ人と言う国民性の為だろうか?
日本は明らかに長いものには巻かれろ、事なかれ主義の国民性が影響している。細かいことで一々論争はしない。もしくは、大勢に逆らう意見を言う自由が無いのかも知れない。
海外事情は、報道などで得るだけなので、自分の目・耳で見聞きしてみるとマスク着用についても報道とは違う可能性もあるが。