ホテルのサービス
Go Toトラベルキャンペーン期間、出張でも恩恵に与れる。
予算や社内規定の都合で、普段は“ビジネスホテル”に泊まることが多いが、久々に“シティーホテル”に泊まった。
“ビジネスホテル”も“シティーホテル”も和製英語、明確な定義は無いようであるが、フロント前に広いロビーがあるか無いかと言う違いかが違いだと個人的には思っている。
今回泊まったのは日本の有名チェーンホテルだった。
荷物は昨日書いた通り、普段の通勤用と同じで、ビジネス・バックパック一つ。
ホテルに入ってフロントに向かおうとすると“お荷物お待ちします”。“そんなんいらんわ、全く〜”と心の中では思いながら、“いえ、大丈夫です”と丁寧にお断り。チェックイン時に“お部屋までご案内します”。それも丁寧にお断り。
海外のホテルでも四つ星、五つ星あたりだと、以前は荷物を運んでくれるサービスが普通だったかも知れない。最近もそうかも知れないが、荷物が少ないので無意識のうちに断っているかも知れない。アメリカでは、荷物を運ぶとチップが貰えるので、なるべく過剰な(?)サービスをしようとするのは動機としてはわかる。
中国では、荷物運びが無くても部屋まで案内されることが多かった印象がある。チェックイン後に外出し、夜に部屋に戻ると部屋のカーテンを勝手に閉められていることも普通だった。クリーニング以外で勝手に部屋に入られるのは気分の良いものでは無い。
日本のサービスも旅館を踏襲しているような感じがする。
宿に着くと、履いて来た靴を脱ぎ、下足箱に片付けてくれる。“帳場”で手続きをしていると荷物はいつの間にか部屋に運んでくれている。
その後、お茶を淹れてくれたり、夕食の間に布団を敷いてくれたり、何かと部屋に入って来られる。
この辺りは昨年まで多かった外国人観光客からも不評だったらしいが、日本人の自分でもあまり気分の良い感じはしない。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。過剰なサービスは要らない、と思うが、必要な人に必要なサービスを届けることは大事。バランスは難しい。