外出時の持ち物
子供の頃、学校から帰って来て遊びに行く時、持って行くモノ…特に何も無かった。
大人になると持ち物が増える。家の鍵や財布は昔から変わらないだろうか。最近は欠かせないのがスマートフォンとSuica(交通系ICカード)。それに付随してスマホ用の予備バッテリーや充電器なんかもあった方が安心。仕事の時はラップトップPCも鞄に入っている。
逆に、スマホとSuicaだけ持っていれば、例え財布を忘れたとしても、東京圏の生活では困る事も無いとも言える。スマホの機種によってはSuicaのアプリをインストールできるので、スマホだけでよいかも知れない。
そんなわけで、スマホやSuicaを持って行くのを忘れると何とも不安な気持ちになる。眼鏡をかけずに、女性であれば化粧をしないで、外出するような気分。
電車の乗車券は何年も買っていない。行き慣れないところに行くのはスマホが無いと辿り着けない。
昔はどうだったのだろう。
父親や祖父のことを思い出すと、まず、腕時計。財布と小銭入れと定期券。通勤鞄には新聞の朝刊。もしかしたら、仕事で使う紙の書類も鞄に入っていたのかも知れない。中には駅で朝刊を買うために小銭をポケットに準備していた人もいたかも知れない。
知らないところに行く時は地図も持って歩いていたのだろう。
ラップトップPCを持ち歩くようになってから、通勤鞄は重くなっていると思っていたが、本当にそうだろうか?
確かに毎日の通勤でもオフィス(PC)を持ち歩いている感じなので、通勤鞄は多少重くなっているかも知れない。
取引先訪問や出張など外出の時は逆にPCさえあれば困らない。2〜3泊であれば海外出張でも普段の通勤鞄で問題無い(お土産を買わなければ)。
以前は海外出張に行く時は、大きなスーツケースに着替え3〜4日分、仕事の書類、ホテルなどの予約確認書類、地図や辞書など忘れ物が無いかを念入りにチェックしていた。最近は普段の通勤鞄+着替え、パスポートと行き先によっては国際運転免許証程度。外貨も着いた空港などでキャッシングなど。紙が無いのは助かる。
新型コロナ禍の昨今、海外出張はできず時々WEB会議。そもそも移動する必要も無くなってしまった。それはそれで良い面もあるが、やはり時々は大きな(?)荷物を持って海外に出かける事があっても良い。