裸足ランニングと怪我

靴に包まれた過保護な足を刺激してみようと裸足で走ってみた。

小学校の体育の時間や運動会など裸足で走ったこともあるが、まだ身体も軽く怖いもの知らずだった時とは違う。子供の頃と同じような走りをすれば間違いなく怪我をする。

いつものようにワラーチ(→関連記事)で散歩、少し走ってから裸足で走り始めた。滑る。小雨が降っていたこともあり、路面が濡れていたからかも知れないが、ワラーチだと滑らなかったのでやはり裸足だったから。

5月に怪我をした足はまだ完治せず、足裏がしっかり使えていない為か筋肉が硬くなっている。裸足で歩いて筋肉を使うと良い、整骨院で言われたのをいいことに試して見たと言う訳。

大人になってからは普通のスニーカーやランニングシューズで走っていた。

裸足や裸足感覚シューズ、それ程メジャーにはなっていないかも知れないが、それなりに愛好者はいるようだ。裸足・裸足感覚志向になる理由は人それぞれだとは思うが、自分の場合は怪我が多かったから。“普通”のシューズで走っていた時は良くを痛めていた。シューズのクッションに頼る走り方だったので、少し無理すると色々な筋肉に負担が掛かり、膝に痛みが出ていたのだと思う。

ある時ビブラムファイブフィンガー(VFF)で走ってみると、軽い。調子に乗って小学校の頃に裸足で走った時のような感覚で走った初日、あっという間に怪我をした。ふくらはぎの下・アキレス腱周り。しばらくして怪我が治ってからは恐る恐るビブラムランニング再開。散歩やゆっくりとしたジョギングなどで慣れると、膝を怪我することは全く無くなった。時々ふくらはぎを痛めるのはやはり調子に乗って無理をした時。怪我をすると念入りにケアをするようになり、少しずつ怪我も減り、走れる距離も長くなっていった。今のところハーフマラソン程度であればビブラムで走れる。

Nikeの厚底シューズ素人版(廉価版)も持っているので、時々はそのシューズも履くが、疲れる筋肉が違う。つまり、使っている筋肉が違う。逆に言うとシューズによって怪我し易い箇所も変わる。もちろんランニングフォームが正しければ怪我もしないとは思うが、いずれにしても無理をしないこと。
マラソンなど長距離を目指す人は、複数種類のシューズを履くと足・脚の色々な筋肉が鍛えられて良いとも言われる。

ビブラムやワラーチなど裸足に近い履き物で走れるようにはなったが、裸足で滑る、と言うことは裸足向きのランニングフォームができていないと言うことか。しばらくは裸足で散歩して、足慣らしが必要だと思うが一般道を裸足で歩くのは少し勇気がいる。

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