飛行機 新型コロナとマスク

このところマスクを拒否する乗客に関する飛行機のニュースが立て続けにあった。一人は病気か何かでマスク着用ができない、と言う事だった。
やむを得ない事情がある人は別として、正当な理由無くマスクを着用していない人をどうするか?
飛行機会社は民間企業。賛否はあるだろうが、そのサービスを受けるに当たって、会社が定めた規則に従わない乗客は乗せない、と言うのは普通に有り、だと思う。それとも、公共交通機関としては、一般的な民間企業と同列に考えることはできないのだろうか?
もちろん、“正当な”理由でマスクができない人に対しては、他の乗客などから離れた座先に座ってもらうなどの措置は必要だとは思うが。

先週、2ヶ月半振りに飛行機に乗った。それなりには混んでいたが、3列席の真ん中はほとんど空いている感じだったので、搭乗率は6割程度と言ったところか。確かに搭乗ゲートでは乗客が少ないと思った。

やはり機内サービスも少し簡素化されていて、毛布や枕は無し。飲み物も温かいものは無く、冷たいお茶やアップルジュースなど限られたものだけ。
当然と言うか、客室乗務員は全員マスク着用。飲み物を飲む時以外は、乗客も全員マスク着用。
お願いベースなのに、100%マスク着用と言うのもある意味凄いことだな、と思うが、だからこそマスク非着用で飛行機に乗れない、または、降ろされる人がニュースになるのだろう。

飛行機に乗ると毎回機内安全ビデオが流される。
シートベルトの着用や荷物の収納から始まって、非常口や救命胴衣、酸素マスクの説明などがある大事な説明である。
頻繁に同じ航空会社の飛行機に乗っていると、何も見ないでも自分でも説明ができるようになる(嘘です…)。
この機内安全の説明も通常はビデオだけのところ、新型コロナ対策として補足説明が機内アナウンスであった。

「酸素マスクを着用する際は、現在お掛けになっているマスクを外してからご着用ください」。

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