ランニング 距離目標を捨てる

ランニングする人の目的は様々。ダイエットや運動不足解消などの健康維持、レースに向けた練習や自己ベストを目指すなど競技よりの目標など。

日々の目標、特に後者の人達は走った距離、と言う人も少なくないだろう。
一線で活躍するマラソン選手が“毎月1000km走りました”などと言う場面があるが、そう言うアスリートは綿密な練習メニューをこなして、結果として1000kmになったという事。毎月1000km、というのが目標になっている訳ではない。

素人でもしっかりとメニューを作って練習している人もいるかも知れないが少数派(と思われる)。
ある程度のメリハリはつけるとしても、何となく走っている人が多いだろう。

最近はGPS付ランニング・ウォッチも普及し、そんなランナーにとって気軽に設定できる目標が走行距離。慣れてくれば、月間の距離を増やしたくなる誘惑に駆られる。
けれども、月に160kmや200kmを超えると怪我をする可能性が高くなる、と言われる。

そんな自分も在宅勤務が始まったころに、毎日のように夕方走るようになり、しっかり怪我をした。3ヵ月程経っても完治には至っていない。
しばらくは走っていなかったが、7月下旬から散歩を始めた。最近は、散歩時々ジョギング、と言う感じになっていて、今までのように”今日は○○km走ろう”と言うのが無くなった。

今まで無駄に設定していた距離目標、これを捨てると気持ちも身体も楽。
一つだけ断っていないのは、週に何回かは散歩のためだけに外に出る、と言う新習慣。
ちなみに、怪我はシューズを履くと症状が出るので、散歩+時々のジョギングもワラーチ(→関連記事)。本当は、ワラーチも捨てて裸足にしてみたいのだが、今は路面が熱いので自粛している(本当は勇気が無いだけ)。

距離にこだわらなくなってメリットが一つ。走るペースが速くなった。苦しくなったり、身体に異変を感じたらすぐに走るのを止める、と言うことで無理をしなくなったから。

特に暑い季節、ランニング距離目標を捨てると、もしかしたらみなさんにもメリットがあるかも知れない。

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