テレワークのツール

在宅勤務テレワークも普通になって来た感もあるが、業種や地域、企業規模によってやはり偏りはあるだろうか。
東京では、昨年の今頃、東京オリンピック開催に伴う混雑緩和の為に、企業にテレワークを推進するように指示が出ていた。その指示に従う企業もあったとは思うが、テレワーク普及と言う面では、新型コロナによる緊急事態宣言ほどの効果は無かったのでは、と思う。

そんなテレワークに関連する団体が日本にあることを先日初めて知った。一般社団法人日本テレワーク協会。同協会ホームページによると、1991年に日本サテライトオフィス協会として設立され、2000年に日本テレワーク協会に名称変更された、とある。30年物歴史がある。
実際にどのような活動をされているのか具体的には知らないが、新型コロナによる社会生活の変化があるまでは、多くの一般庶民にとってテレワークはそれほど馴染みの無いシステムだった。

ところで、テレワークの一つに顧客との打合せを如何にして非対面で行うか、と言う課題がある。Web会議用の色々なアプリケーション、ツールが世の中にはある。個人的にはオンライン・ミーティングの回数はそれほど多く無いので、3〜4種類のツールを各1〜2回使った程度である。つまりどのツールにも精通していない。

昨日、会社の一部のメンバー向けに新しいソフトウェアの説明会があった。
社員は7〜8名が比較的大きな会議室に集まり、サプライヤーの説明を聴く、と言う形式だった。
サプライヤーの担当者に会議室に来て頂いて説明を受ける、と言うわけでは勿論無い。その会社のソフトウェアを使ってオンラインで説明してもらった。先程も書いたがどのツールにも精通していないので、説明を受けたツールの良否は判断できなかったが、どれもそれほど違いは無いかな、と言うのが今のところの感想。ネットワークが遅くても、音声は電話で通話できるのでストレスが少ない、とは説明されていたが、他にも音声だけは電話でできるツールはある。

逆に言えば、どれか一つのツールが使えれば、他のツールでもそれ程問題無く使える、と言うこと。
テレワークに限らず世の中で普及しているツール(道具)はどれもそれ程使い勝手は変わらない。
iPhoneやAndroidなどのスマホ、トヨタやニッサンなどの自動車。所々細かい部分で違いがあるにせよ、通話やメール、アクセルやブレーキ・ハンドル操作など基本的には同じ。

もしかしたら、現時点でWeb会議に参加したことの無い人も多いかも知らないが、すぐに慣れる。来年、東京オリンピックが行われた暁にはみんなが普通にテレワーク、Web会議を行なっていることだろう。

そんな自分はまだweb会議に慣れているとは言えないのだが。

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