時速320km 秒速60m
今年(2020年)は観測史上初めて7月に台風が発生しないなど、7月末までは台風が少なかった(2個)。
8月になり遅れた分を取り返す様に台風が増えて来た。
現在(8/26)台風8号(BAVI)が東シナ海を北に向かって進んでいる。
台風の最大瞬間風速は60m/sとなっている。
ちなみに、日本国内で観測された最大瞬間風速は1966年の富士山の91.0m/s。
参考までに江ノ島ヨットハーバーでは、13m/s以上になると赤旗が掲げられ出艇禁止になる。
江ノ島周辺は夏場は風が弱いので、普段はせいぜい2m/s〜6m/s程度。
秒速で示される風速に親しんでいると、秒速で言われても何となくイメージは湧くが身近なものとのスピード比較は難しい。日常生活で一般的なスピードの単位は、時速。
道路の制限速度。新東名高速道路の一部は制限速度が120km/hに引き上げられた。
新幹線の最高時速は、東北新幹線 320km、東海道新幹線 285km。
台風の風速表示も時速にしたほうが身近に感じられると思うのだがどうだろう?
ちょっと調べて見ると風速の表示は、台湾は時速、アメリカも時速だがmph(マイル/時)。メキシコ湾にあるハリケーンMarcoの風速は35mph。
中国は独自の”級”と言う単位を使っている。
最後に、上に書いたスピードを速い順に並べてみよう。富士山の風がどれだけ凄かったかわかる。
富士山 328 km/h 91 m/s
東北新幹線 320 km/h 89 m/s
東海道新幹線 285 km/h 79 m/s
台風8号(BAVI) 216 km/h 60 m/s
新東名 120 km/h 33 m/s
Marco 35 mph 16 m/s
江の島(赤旗) 47 km/h 13 m/s