お盆休みとメリハリ

今年のお盆休み、帰省をすべきか否かを政府が示せと言う議論もあったが、結局のところ飛行機新幹線観光地などは例年に比べて人出が大きく減ったと報道されている。

昨年のお盆の時期に書いた(→こちら)が、お盆期間中は通勤電車がすいていて快適。
今年は在宅勤務や有給休暇消化などでお盆期間中の出社は1日だけだったが、電車は、いつもと変わら無かった。

もちろん今年のお盆の時期が混んでいるわけでは無く、新型コロナによる在宅勤務時差出勤のため普段の電車が空いているから。
そう、今年のお盆はメリハリが無い。

いくら会社にお盆休みが無いとは言え、お盆の期間は電車は空いている、会社に電話はかかって来ない、日本の会社からのメールもほとんど来ない。例年ならば、これらのいつもと違う雰囲気で世間はお盆なんだな、と実感できる。

在宅勤務で精神的に上手く対処できない理由の一つはメリハリが無いことと言う。
オン(仕事中)とオフの切り替えが曖昧。人によって切り替え方法は色々あるとは思うが、自分的には在宅で仕事をする時は襟のついた服を着るようにしている。大抵は所謂ポロシャツと言うやつを着る。
暑いので下はハーフパンツだが、これはクールビズの昨今、許されるはずだ、と勝手に解釈している。

そう言えば台湾で奥さんがオンライン中国語講座を行なっている人が笑いながら言っていた。授業の時間になると化粧をして上はちゃんとした服を着てPC画面に向かうが、下はパジャマなんだ、と。

在宅勤務、朝夕の出勤の代わり散歩すれば良いと言う話しもある。何故だか在宅勤務の時は朝早く仕事を始めてしまうので朝の散歩は行けないが、取り入れてみたい習慣ではある。

ところで、メリハリと言う言葉、元々は邦楽の用語だったらしい。音の高低・抑揚を意味する”乙甲(めりかり)”が転じた。

お盆休みや夏休み、在宅勤務、普段と違う日常だか、どんな形であれ、やはり、メリハリ、切り替えは大事。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です