子供の生活圏 どこにも行けない夏
お盆はやはり多くの方は仕事は休みだろうか?
我が社はお盆休みは無く、会社は通常営業だが、仕事量は少ないので各自有給休暇が取りやすい時期ではある。
新型コロナの前は、仕事で移動することも多く、近距離では電車やバス、遠距離だと飛行機や新幹線が多かった。家の近所で行く所と言えば、自宅と駅の往復、近くのホームセンターやドラッグストアなどの買い物、ジョギング程度。自宅周りの“自分の世界”は狭い。
日本の子供たちは親が同伴していなくても割と自由に近所を動き廻れる。徒歩や自転車で行けるのが子供たちの世界。
思い返してみると小学生の頃は、自転車で近所(当時の感覚で)を走り回っていて、子供なりの世界が広がっていた。
大人になって実家に帰ってもそれが正確にどこだったのかは最早わからない。勿論、宅地開発その他で風景が変わってしまったことも理由だが、車では入らない狭い道なんかは大人になってから通ることも無くなってしまった。
今年は在宅勤務も多く、また、週末などもどこにも行けない。あまり行く機会の無かった自宅周り、駅とは反対方向に歩いて行ってみた。車で行けば10〜15分くらいのところまで、スマホの地図で徒歩ルートの近道を辿って行くと所々知らない世界があった。
車では通れない道もあり、今まではそんな所を通る機会も無かった。また、普段車などで通り掛かっても見過ごしてしまうような店なんかもあり、余りにも地元を知らなさ過ぎることに改めて気付かされた。
Go Toトラベルキャンペーンにも拘らず、多くの人が遠出を控えている今年の夏。
家の周りを散策するのも良いかも知れない。熱中症対策に水分補給は忘れずに。