花火を楽しむ場所

今年は新型コロナの影響で密を避けるために、各地の花火大会中止になっている。これに伴い家庭用の花火の売上が伸びているらしい。
打ち上げ花火を子供に見せられないので、子供と一緒に花火をしたい、と言うことのようだ。

家庭用の花火と言っても打上げ花火から線香花火まで色々な種類がある。
線香花火も含めて手持ちの花火は家の前の路地などで楽しんでいても昔は大丈夫だった。打上げ花火は砂浜河川敷
最近は、住宅地の路地で花火をすると苦情が来ることもあると言う。また、砂浜や公園は花火禁止のところが多く、人家から離れた河川敷で打上げ花火をしていると通報されて警官が来た、と言う話しも聞く。

禁止や苦情の理由は色々考えられるが、花火のがうるさい、騒がしい、などだろうか。
随分前に大量の花火をしていてが充満し、一緒に花火をしていた仲間の一人が呼吸困難になり救急車で運ばれた、と言うこともあった。周囲に人家はなかったとは言え、流石にやり過ぎだった。
また、後片付けをせずに帰ってしまう不届き者がいると禁止されてしまう理由となる。

色々な理由で、都会では花火ができる場所が益々少なくなってくる。一方、ディスカウントストアやホームセンターなど身近なところで気軽に花火は買える。

昨日の記事(→こちら)に少し書いたが、アメリカ・ウィスコンシン州では花火は禁止、販売もされていない。日本では全国的に禁止されているわけでは無いので、販売も勿論許されているが、売るだけ売って花火ができるところは近くにはありません、だと困ってしまう。
10〜20年前も恐らく同じような状況だったのだとは思うが、最近は、幼稚園や保育園の子供の声が“騒音”とまで言われてしまう時代。

住宅地では大騒ぎしない、消火用の水などは用意しておく、後片付けはしっかりするなど良識を持って花火を楽しむ。それでもやはり住宅地駐車場などでは火事などの危険性もあるので、広い場所、学校のグラウンドなどを条件付きで開放するなども考えられるのでは無いだろうか?

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