Go Toキャンペーン 近場のミニ旅
今日(7月22日)からGo to travelキャンペーンが始まった。23日のスポーツの日、24日の海の日に土日を含めた4連休前、その前日からの開始。このタイミングでの開始に賛否色々あるが、それについてはひとまず触れないようにする。
ほとんどの国に海外渡航中止勧告が出されている現在、旅行の目的地は国内のみ。
2019年の日本人出国者数は2000万人(トラベルボイスによる)。7月は166万人、8月は211万人。
出張などの業務と観光は分けられていないので、海外に観光で行った人数は分からないが、8月は半数は超えているのでは、と推測する。半数が観光だと仮定すると、海外旅行人数は7〜8月だけでざっと180万人。
これらの人々は今年は海外に行けないので、旅行に行くとすると国内になる。
海外旅行が自由化された1964年は海外渡航者が年間13万人だったらしい。
この頃はまだ観光旅行自体が少なかったかもしれないが、一般庶民の旅行先は当然国内。
例えば新婚旅行の行き先として人気だったのは、関東では熱海や伊豆、関西では南紀白浜。そして宮崎県が人気スポットになったようだ。
国内の観光地は、去年まではインバウンド、インバウンドと騒がれ、近隣諸国からの観光客で溢れていた。
例えば京都などは、インバウンド客の多さに嫌気のさした日本人観光客が減っていたとも言う。
今年は、そんなインバウンド客も居ない。国内観光地は伸び伸びと観光できる、はず。今まで色々な理由で国内旅行を避けていた人たちも観光に行く良い機会である。遠出しなくても、同じ都府県内、また、近隣の都府県にも隠れた観光地が沢山ある。
今年の夏は、ふらっとそんな近場で新しい発見があるかも知れない。