帰国と隔離
6月以降海外駐在員が少しずつ帰って来るようになった。
東京に着いてから2週間の自己隔離生活後に出社することになっている。
空港からホテルなどの隔離場所までは公共交通機関を使わないで移動すること、と指示されている。
先週帰国した同僚は、朝に成田空港に到着してPCR検査、夕方に陰性結果が出てハイヤーで成田空港近くのホテルに移動。14日間のホテル生活とのことだ。不要不急の外出を避けるように言われているので、1日1回コンビニに行き3食分を調達しているらしい。まだ帰国後3日目くらいなので大人しく指示に従っているようであるが、14日間続けるのは相当意志が強く無いと難しそう。
自分もSARSの時に北京から避難して来た時は、会社からの”1週間は出社するべからず”と言う指示があり会社には行かず、成田空港に着いてから、公共交通機関(新幹線)で実家に帰った。
COVID-19と違ってSARSは無症状で感染力のある患者は居なかったので、それ程危機感は無かったが、会社の指示・対応も中途半端だった。ただ”会社には来るな”それだけだった。
企業によっては、ホテルを指定し、そこで1週間過ごすように指示を出していた。そう言う生活を指示された知人は我慢できたのは3日くらい。その後はホテル近くで飲み歩いていたようだ。箱モノ(建物)でもそうだが、国や自治体は作るだけ作ってその運用には無頓着、と言う事が多いように思うのは私だけだろうか?