腕時計型端末

このところの在宅勤務期間中、眠っている間も含めてほぼ一日中“腕時計”を着けて過ごしていた。一般の人にとっては普通かも知れないが、腕時計を身に付けるのがあまり好きではない自分にとっては異例のこと。

最近の“時計”は機能が盛り沢山。
“時計”の元々の意味は当然、時を計る機器。時刻目覚まし(アラーム)やタイマーストップウォッチが基本かと思う。

一日中着けていた理由は、昨年買ったガーミンウォッチに心拍呼吸回数、睡眠時間・深さなど活動量を計測する機能が付いていること。このような機能が無かった時は、腕時計を着けるのは基本的にランニング時だけ。これも時間だけで無く、今はGPS機能が欠かせない。それに心拍計があると、ソフトウェアでその他の色々なシミュレーションをしてくれる。
その他、メッセージの送受信や電話はもちろん、血圧血中酸素濃度を測ってくれる機種まであると言う。

今はほとんどの人が普段から持ち運ぶ携帯型情報端末スマートホン。最初の頃は、携帯電話と呼ばれたように電話が主な機能だったが、その後メッセージ送受信機能やWEBページアクセス、ゲーム支払いなど様々な機能が付加され“電話”とは言えない。

腕時計型端末もスマホの後を追い、色々な機能が付加されている。最早“時計”とは言えない。
ただ、いくら腕時計程度の大きさになっても、やはりずっと着けているのは邪魔。今後は、コンタクトレンズやイヤフォン型のようなモノ、それとも体内埋め込み型になっていくだろうか?
実際、スマートコンタクトレンズや体内埋め込みは開発・実験中。実用化にはまだ時間がかかりそうであるが。

ところで、腕時計型端末。“スマホ”ほどは普及していないからか、GPSウォッチやスポーツウォッチ、スマートウォッチなど日本語の呼び方も目的により色々あり、日本語としては呼び名が長い。“スマウォ”と言う呼び名も時々見かけるが、個人的にはしっくり来ない。
スポーツウォッチ・スマートウォッチ共通で短縮形にすると“スウォッチ”になるが、これはスイスの腕時計のメーカー名、“SWATCH”、と同じ。何か馴染み易いネーミングは無いだろうか?

この際、日本語回帰、”腕端=うでたん”とかでも良いか…

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