かかりつけ医
新型コロナ感染者が増え始めた3月ごろだったか「まずはかかりつけ医に電話に相談を」と報道されていた。
当時”かかりつけ医と言われても、そんなの無いな”と思っていた。
そんな中、東京圏はまだ緊急事態宣言が出されている最中の5月後半から医療施設・治療院のお世話になることが多くなって来た。
眼科、整骨院。緊急事態宣言は解除されているが、昨日は歯科。一応、すべてかかりつけ医。
歯科は、年に2回ほどクリーニングに行っている。治療には口を開けることが必須で感染リスクが高いので不要不急の来院は控えて欲しい、と言う報道もあり、今年になってからは行ってなかった。被せた金属がとれたので予約して行ったが「クリーニングも時間があいたので予約してください」と言われた。世の中少しずつ動き出しているな、と改めて感じた。
さて、かかりつけ医。
歯科や眼科、皮膚科、整骨院はいつも行くところが決まっているが、感染症の場合にはいずれでも無い。内科医だろうなとは思うが、最低でも5~6年は内科医のお世話になった記憶が無い。その時も自宅の近くだったのは確かだが、どこに行ったか覚えていない。と言うことで、内科のかかりつけ医と言うのは無い。強いて言えば、毎年人間ドックを受けるクリニックか。
3月ごろに報道番組等でしきりに言っていた”かかりつけ医”、ある人と言うのはどれくらいいるのだろう?年齢層によって、また、生活圏によっても違いそう。
アメリカやフランスなどでは、基本的にはかかりつけ医に予約を取ってから診察を受けるのが一般的らしい。日本でも、総合病院などは紹介が無い場合の初診料が数年前から高くなり、基本的には一時診療はかかりつけ医に行くようになっている。でも、用も無い(病気になっていない)時に医者に行くのもやはり考えにくい。
“無病息災”と言う言葉があるが、無病だとやはりかかりつけ医が無い。もしかしたら”一病息災”、”小病息災”程度が一番良いのかも知れない。