ハンコとファックスとペーパーレス化

緊急事態宣言が出されてから、週末の人出は減ったが平日の出勤者は相変わらず多い、と報道されている。

オフィスでインターネットやパソコンが普及した頃“ペーパーレス化”が実現する、と叫ばれていた。最近はそんな言葉も余り聞かれなくなったが、相変わらず事務所は紙だらけである(少なくとも我が社は)。

その要因はハンコを押す資料が多いこと、と言うのはすぐに思いつくが、もう一つ意外と盲点なのがファクシミリ

アメリカCNNのニュース(当然コロナウィルス関連)を見ていたら日本について、“ソーシャルディスタンス(社会的距離)を取らずに通勤電車に乗る、未だにファックスを使う国民”と言うコメントをされていた。

自分の業務でファックスを使う事は殆ど無いが、確かに部署によっては毎日ファックスが届いているところもある。

平日の通勤者が減らないのはペーパーレス化ができていない事が大きな理由だが、その二大要因はハンコとファックスだと思う。この二つが無くなれば、少なくとも自分の業務については出社する必要はほぼゼロにできる。

紙はPCやスマホなどの情報端末に比べて扱い易い、と言う大きな利点はある。特にメモを書き込んだり、少しの枚数を折り畳んでポケットに入れて持ち運ぶなど気軽にできる。しかしながら、多くの情報を持ち歩くにはやはり重くて嵩張り、不便。

動きの遅い日本の会社(特に我が社)も、今回の在宅勤務を契機にペーパーレス化、ついでに、サテライトオフィス化、に進んで行って欲しいものだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

新型コロナ

次の記事

朝令暮改