食事作法 日本の感染防止策

中国学校が再開され給食も始まった、と言うニュースがあった。
今までの昼食とは違い、全員静かに黙って仕切り壁に向かって食べることになったそうだ。

日本では、昔は食事は静かに黙って集中して食べる、と言うしつけのようなものがあり、食事中は概して静かだ(アルコールが入っていないと)。

サラリーマンの昼食時間も非常に短い。待ち時間とかを含まないと、5〜6分と言う短時間のこともあり得る。
また、外食産業でも“お一人様”席を準備したり、そうで無くてもカウンター席のある店は多い。

もう一つ、食事で用いる道具。以前も書いたが、世界には大きく分けて、ナイフ・フォークを使う文化がある。
手を綺麗に洗わない場合、手で食べるのはあまり衛生的とは言えない。

ナイフ・フォークを使う欧米ではパンを食べることも多い。パンは流石に手で食べる

箸文化の代表的な国、中国、街角には油条(揚げパン)や饅頭など手で食べるモノも多く、これらを道端で買って朝食や昼食を済ますことも多い。

日本では、サンドウィッチなど手で食べるモノも多いが、伝統的にはやはり箸で食べる食事が多い。握り寿司は手で食べることもあるが、箸で食べる時の方が多い印象だ。あ、おにぎりは手で食べる。

パン類を買った時は、イートインのカフェではもちろん、コンビニでもウェットティッシュと言うか簡単なお手拭きを付けてくれたりする。
手を洗ったり拭いたりせずに手でモノを食べることは少ない。

他国と比べると新型コロナウィルス感染が少ないと言われる日本、これらの食事作法も理由の一つかも知れない。

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