自宅待機と読書
新型コロナの感染拡大防止対策として、全国の小中高校が休校になって1週間。
その間、いろいろな問題点の報道と同時に、様々な取組が地域地域で始まっていることも報道されている。○○市でオンライン学習サイトを開設した。△△県のカフェが一部を自習用に開放した。デジタルコンテンツを無料にしたなどなど。
ここでふと思った。「読書」と言う行動を推奨する話題が出てこない。
外出自粛。自宅で一人でできる行動として、おそらく昔は定番だった読書。スマホなどデジタル機器の普及以降、自分でも読書をすることは大幅に減っているが、それでも時々は本を読む。子供達個々の好みがあるので、一律にこの本を読め、と言うのはおかしいとは思うが、昔の夏休みにはよく言われた推薦図書みたいなものを提示するなど、読書を薦める報道や取組もあってもいいのでは無いだろうか?
活字離れと言われて久しいが、特に最近は出版不況が厳しく、改善の道筋は見えてこない。
書店にとってはある意味チャンスなのか、と思うがどうだろう?
それとも報道されないだけで、子供たちの間では読書は当たり前の日常なのだろうか?
もちろんデジタル書籍でも構わないとは思うが、紙の本を読むのも貴重な時間だと思う。