Golden Bagan (ミャンマーの食事)
ミャンマーは、フランスの影響を受けた近隣の国々とは違い第二次世界大戦後までイギリスの支配下にあった。関係あるかどうか分からないが“ミャンマーの食事はまずい”と言う忠告を何人かから受けていた。
実際に食べて見ると米を主食とする日本人にとっては普通に美味しい(みんなの忠告のお陰で自分の基準が下がっていた可能性が無いとは言えない)。強いて言えば、バラエティに富んだ食事とは言えないので数日で飽きてしまうかも知れない。
観光地のバガンはヨーロッパからの観光客が多いこともありイタリアやインド、タイ、中国などの食事を提供するレストランも沢山ある。大抵の店にはミャンマー料理も当然ある。そんな何でもあるレストランで見たミャンマー料理のメニューはたったの1ページ、メニューは全てカレー。おそらく典型的なミャンマー料理。ただ、日本人が想像する日本のカレーとは全く違いターメリックの黄色が無い。唐辛子系の香辛料と油で炒めた、赤っぽい料理。
試す機会を逃したがBBQの店も沢山あった。串に刺した野菜や魚、肉を炭で焼いてもらい皿でサーブしてもらう、こちらも日本人が想像するBBQとは少し違う。
ミャンマーでは何軒かのレストランに行ったが、我々が日本人だと知ると、ぜひウチの店を紹介しておいてくれ、と言われた店が3軒。バガン2軒、マンダレー1軒。その店のオーナーが日本人が好きなのか、我々の振舞いが紳士的だったのか…(実際、内2軒のマスターは片言の日本語を話してくれた)。
一応、皆さんがミャンマーに行かれる際のご参考に店の名前を紹介しておきます。
あ、ミャンマービールは普通に美味しい。
<バガン・ニャウンウー地区>
Golden Bagan : BBQレストラン、店のオーナーが片言の日本語で歓迎してくれた。カレーセットが美味しくてコスパ最高。
TS Bagan : 都会だとカフェバーと言うところだろうが南国のリゾート地にあるカジュアルな店、と言う感じ。昼間、メニューに無いサンドウィッチを食べた。後日店の前を通り掛かるとマスターに手を振られたので、夜にビールだけ飲みに行った。“また来てくれてありがとう”と覚えていてくれた。
<マンダレー>
Neo Phoenix Bar & Restaurant : 店のオーナーが“ようこそ私の店へ”と日本語で歓待してくれた。先客は地元の若者15人程のグループ。マスターが言うには医学生の卒業パーティー。カラオケも始まったが、日本の演歌のようなメロディー。我々外国人がいたからか、それ程騒がしくは無く皆、三々五々帰って行った。我々の帰り際に何故だかマスターに“一緒に写真撮ろう”と言われ記念撮影をした。ミャンマー最後の晩餐ももちろんカレー。