“顔”の地域差

道を尋ねるをテーマにした前回の記事(東西南北と右左)を書きながら、先日のベトナム出張では、ホーチミン空港でバゲージクレームの場所か何かを聞かれたな、と思い出した。ベトナム語だったので本当は何を尋ねられたのかわからなかったが。

何故だかアジアの国々の知らない土地で道や乗り物を尋ねられる事が多い。
中国・南京の通り、韓国・釜山の地下鉄駅、香港のバス乗り場などなど。

現地に溶け込んでいる、と言う事だろうか?

ホーチミン空港で尋ねられた時に、その話を同行していた人にすると、“大陸的な顔なんでしょうね”と言われた。大陸的と言われたのは、記憶にある限りでは2回目。

パンスタークルーズ(PanStar)

韓国・釜山から大阪南港までフェリーで帰って来た時、4人部屋に乗客は自分以外にもう一人。その人は、キムチを持っていた(もちろん匂いで分かった)ので、韓国人だとすぐにわかり、最初は英語で話していた。話していると日本の大学で教えていると言う事で、日本語も流暢だったので、日本語に切り替えた。その時に、“日本人だったんですね、大陸的な雰囲気だったので日本人とは思いませんでした”と言われた。

まあ、東アジアでは埋没してしまうありふれた容貌なんだろう。

ベトナム出張に一緒に行った日本人の一人は、ベトナム人から“XXさんは日本人ですか?”と疑念を抱かれ、その後もレストラン等で食事の時に、一人だけベトナム語で話しかけられていた。

最近タイに10日ほど行っていたと言う知人は、タイ人に間違われまくったらしい。3度道聞かれて、挙げ句の果てに警察に職質されました…と

日本人のルーツは南方系や北方系など色々あるようであるが、それぞれ少しづつ外見の特徴も違うのだろう。確かに国内の地方に旅行や出張で行き、カフェとかで何となく外を見ていた時、土地によって人々の顔が違うな、と思った事がある。どう違うかはうまく表現できないが。

最近はカフェに行ってもスマホを見ているだけになったので、街や人々を観察することも少なくなった。
それでも、海外に行った時は、今でも行き交う人々の様子などを見ていることが多い。

その後…2019年12月に久々に北京に行った。通りを歩いていると2時間くらいの間に2回道を尋ねられた。どうして単なる旅行者だとわからんのかなあ?

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