Tân Sơn Nhất国際空港
ベトナムから昨日帰国した。出張中に見聞きしたことを何回かにわたり書いてみようと思う。
1回目は、ホーチミン・タンソンニャット(Tân Sơn Nhất)国際空港
ホーチミンからハノイに飛行機で移動した。
タンソンニャット国際空港の国内線では、今年(2019年)10月から国内線のフライト案内放送が無くなった。ターミナルを静かに保つ為らしい。
搭乗時も案内放送が無いので、掲示されたサインや周りの人達の様子を見て搭乗ゲートに並ぶことになる。確かに、案内放送が聴こえなかった、とか文句を言うことは無くなるが、優先搭乗などの仕組みが分からなかったので戸惑った。結局は優先搭乗一種類とその他一般しかなかったので、何ら混乱もなく搭乗できたが。
日本でも、JR山陽新幹線にサイレンスカーと名付けられた車内案内放送の無い静かな車両があった。今は無くなったので、乗客の支持があまり得られなかったということだろう。
東京近辺の通勤電車の中では、車内放送がうるさいと感じることがよくある。最近は少なくなったようであるが、”イヤホンからの音漏れに注意してください”、という大音量の注意放送は、”そっちの放送の方がうるさい!”とよく思っていた。
海外で一般の路線バスに乗ることはそれほど多くは無いが、バス停名の案内も無いところもあった。降りたいバス停を運転手や地元の乗客に教えてもらった記憶がある。
交通機関や公共の場所での案内放送と言うのは確かに必要だとは思うが、本当に必要な案内なのかどうか、というのを見直すのも有りかと思う。
空港内の案内放送を無くすと言うのも確かに面白い試みかも知れない。大多数の人がスマホを持つなど、技術環境の進歩などもあり、何らかの代替手段を講じれば実現はできるかも知れない。スマホを持ってない人や、電波状況が悪くなった時などにどうするか、と言う対応はもちろん考える必要はあるが。