足元を見られた ビブラムファイブフィンガー
“足元を見る”と言う言葉は、普通は良い意味では使わない。
昔、宿屋で、旅人の足元の汚れ具合を見て疲れ度合を判断し、宿賃を決めていた、と言うのが由来らしい。
今日、足元を見られて珍しく、ホッコリした気分になった。
ランニング中、信号待ちをしていると見知らぬカップルから“こんにちは”と声を掛けられた。顔を見てみると足元を見ていたので気づいた。カップル揃ってビブラムファイブフィンガーズ(VFF)を履いていた。
自分も含めて、3人がVFF。“同じですね”と返答したら、その人達は“今日おろしたばっかりなんですよ”と言っていた。
普段はVFFを見ることはあまり無いが、一度だけ、小田急の電車内で履いている人を見かけたことがある。
レースでは、時々見かける事もあるが、2年前の夏のクロスカントリーレースで、裸足のランナーに、周回遅れで追い抜かれる時に“ビブラムも頑張れ!”と声を掛けられた事がある。
少し前に、裸足感覚シューズとして少しだけ話題になったVFFだが、まだまだマイナーなので履いている人を見かけると親近感が湧く。
電車の中で履く勇気はまだ無いのだが…