ドローン

夏休み期間、ダル〜く仕事していた時に外出する用事があった。
ランチを食べた近くにドローン教室&ショップがあり、見学がてら話しを聞いてみた。

ショップに置いてあるドローンは、世界シェアNo.1だと言われる中国DJI製、または、DJIのライセンスを受けたやはり中国のメーカー製。小型で安い種類も複数あり、ちょっと欲しいな、と思った。

操縦や法規制なんかも聞いてみると、飛行規制区域には飛んで行かないようにプログラミングされていて、規制区域が増えると自動的プログラムがアップデートされ、それらの場所にも行かないようになるらしい。
逆に考えると、何か起きると、空港や発電所など特定の場所にドローンを集めることもできる。想像すると怖くなった。

DJIは、あの華為(Huawei)と同じ中国・深圳にある企業。華為による情報傍受と組み合わせれば、こんなに強大な武器は無い。

実際、日本の公的機関がDJI製のドローンをたくさん導入していて、アメリカがHuawei製通信機器の不採用を決めた辺りから、DJIドローンも問題になっているそうだ(ドローンショップの人の話)。

先日、2019年9月14日にサウジアラビアの石油処理施設が攻撃されたが、これもドローンと言われている。

ドローンは軍事攻撃には20年以上も前から使われている。
1990年代の湾岸戦争では、アメリカが“プレデター”の相性で呼ばれたドローンなどを使って中東で軍事作戦を遂行していた。ドローンのパイロットは、毎日“戦場に通勤”する、と言ったこともニュースになった。

ほとんどの先端技術がそうだが、ドローンも便利さと危険性の両面を持っている。便利さを追求すると同時に、ドローンからの防衛を真剣に考えないといけない時期に来ているのだと思う。

個人的には、ドローンがあれば自撮り棒とは比べものにならないほど雄大な自撮りができるんだろうな、と少し購買欲をくすぐられている。

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