World Emoji Day – 外来語

今日(7月17日)は世界絵文字デー(World Emoji Day)。
なぜ7月17日なのか?
絵文字を見て推理(?)して欲しい。

さて、Emojiは元々日本語の絵文字。
今では、数々の日本語の単語が英語圏などで外来語として取り入れられている。

有名なところでは、SushiやTofu。寿司や豆腐ほどでは無いかも知れないが、SashimiやRamenも通じることが多いと思う。
この前のカリフォルニア出張では、Wagyu(和牛)と言うのもメニューにあった。

さらに有名だと思われるのがKaraoke、漢字の国中国でも”卡拉OK”と漢字のような漢字で無いような文字で表記される。
お隣の韓国では、日本由来の名前を使いたくないからなのかどうなのか知らないが、今では노래방(ノレバン)と言う言葉を使うことが多いようだが。“歌+部屋”と言う意味。

以前、中国生まれのアメリカ人に「”Go”と言うボードゲーム知ってるか?」と聞かれたことがある。「できないけど知ってる」と答えたら、「なぜ”Go”と言うのかわからないんだよな」と言っていた。「それは日本語だよ」と教えたら、少しがっかりした顔をしていた。中国語では、”圍棋”(wéiqí = ウェイチー)と言う。

アメリカのメーカーで製造現場を見せてもらった時に、現場の責任者が自慢げに、”ポーケー ヨーキー”と言って説明してくれたことがある。日本人なら知っているだろと言われ、”ポカヨケ(Poka Yoke)”と気付くまでしばらく時間がかかった。
日本に来る英語圏の人に”マクドナルド”と言っても通じないので、ポーケー ヨーキーくらいで文句は言えない。

アメリカに行くまで英語だと思っていた野菜は”ピーマン”。得意げにピーマン、ピーマンと言っても相手はポカンとしていた。その話を、フランス語圏の人に話したら、「フランスでもピーマンはピーマン(piment)」と言われ、納得した。パンもフランスではパン(pain)。

日本は、いわゆる大和言葉を除けば、数百年前に中国から入って来た”漢語”も含めて外来語の多い言葉だと思う。そんな中でも、冒頭にあげたような単語が世界中に広まっているのは、少しうれしい気がする。

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