サブウェイ

久しぶりにサブウェイでサンドイッチを食べた。サブウェイの日本での経営状態は芳しくなく、4年半で200店(全店舗数の4割程度)も閉店した、ということで少し心配していた。確かに、外出先で入ったことがある店は閉店になっているところもある。

今回入った店は、ランチタイムということもあり、客の入りは20人程度、席の8割以上は埋まっている。もちろんテイクアウト客もたくさんいる。ほとんどが女性客。

普段なかなか食べないサブウェイのサンドイッチだが、時々無性に食べたくなる。種類も豊富で、バゲットの種類やトッピング、ソースなども選べ、自分好みのものが選べる。

日本では1992年に1号店が誕生した、という事だから、初めて食べたのはそれより前のアメリカだったと思う。確かに、当時の仕事仲間のアメリカ人に“Subwayって何だ?”と聞いた記憶がある。
日本の学校で習うsubwayは地下鉄。
“サンドイッチの店だ。バゲットの格好が潜水艦(submarine)に似ているのでSubwayという名前なんだ”、と答えてくれた。

その時は、出張でWisconsin州の小さな街(Beaver Dam)に長居していたのだが、あっさりしたものを食べたい時に何回かテイクアウトで買ったことがある。

サブウェイと言えば北京。2003年頃に住んでいた北京では、パンは甘ったるい、日本で言う菓子パンがほとんど。美味しいパンがなかなか見つからなかった。学校給食が食パンだった自分としては、“甘くないパン欠乏症”によく罹り、日本人留学生も多く住んでいた五道口(Wu dao kou)にサブウェイ(賽百味)を見つけてからは、月に1度くらいは行っていたような気がする。

日本で食べてもサブウェイのサンドイッチは美味しいのだが、日本にはそれ以外にも安くて美味しいものが沢山ある。
例えば、ハイキングなどアウトドアに持って行くのであればオニギリ、軽食をサッと食べたい時はうどんや蕎麦、または丼物、もちろんハンバーガーなども選択肢になる。

その中で競争していかないと行けないのは大変だと思うが、常連でなくても、サブウェイの隠れファンはきっとたくさんいる、と思う。
これからも頑張って欲しい。

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