G20

大阪を騒がせたG20サミットが無事に閉会した。
東京でも駅や空港の警備が強化されていたような気がするが、大阪の人にとってはやっと日常が戻る、というところだろう。

考えてみると世界のGDPの8割を占めるという19ヶ国とEU、その他招待された国々や国際機関のトップが一堂に会する、と言うのは素晴らしいことだ。
普段の仕事でも、多くのコミュニケーションはEメールや電話だけれども、相手が会ったことの無い人と、一度でも会ったことある人とでは、コミュニケーションの取り方が全然違う。
増してや文化や考え方が違う色々な国々から集まった人々、立場上利害の対立などもある国々の代表、メールや電話、その他いろいろな手段を用いた打合せよりも、フェイス・トゥ・フェイスだとお互いの共通点や相違点が分かり合える可能性が高い。すべての論争が合意に至るとは思わないが、合意あるいは妥協に向けた取り組みが少しでも進む方向に動く、と期待したい。

規模や重要度は比べものにならないが、海外メーカーが主催した代理店会議に出席したことは何回かある。20ヶ国とまではいかないが、10ヶ国程度から人が集まり、会議、と言うか報告会。その後のランチやディナー・ミーティング、色々な国の現状も含めて、仕事とは直接は関係がないことも感じることができる。仕事上は出席者間に大きな価値観の違いは無いのは、各国の利害が対立するG20とは大きく異なる点ではある。

このブログを始めた目的の1/3くらいは、そんな中で個人的に感じたことを書いて行くこと(自己満足です)。

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