山形出張
出張で山形県に行った。仕事では2回目。
前回は山形新幹線で行ったが、福島からのノロノロ運転に辟易した。
今回は、仙台の取引先訪問もあったので、仙台から山形の移動となった。
JR仙山線と言うのがあるが、1日20本(1時間に1〜2本)程度、1140円、1時間10~20分。
一方、仙台駅から山形駅の高速バスは1日80便(1時間に5本)程度、930円、1時間10分程度。
途中駅での乗降を考えなければどちらが便利か一目瞭然。
東京近郊に住んでいると通勤や近隣の移動は主に電車、出張は飛行機や新幹線、時々高速バス。
飛行機を使うことが多いのは、単純に安いから、と言うのが多い。
飛行機と鉄道、バスを比べてみると、乗り物そのもの(機体や車体)を別にすると、飛行機もバスもその他の施設(道路や空港、信号機や管制施設)は複数社または公的資金での分担。
鉄道だけは、出発地から到着地まで駅や線路など設備全てを基本的には一つの会社で負担している。
これらコストは他からの補助などを除くと利用者で分担となり、利用者の少ない地方路線では、その路線だけでコスト回収をすることはできない。
高速道路網が整備され、地方鉄道路線が無くなって行くのはやむを得ないのか?
本州のJR三社では、エキナカ商店・飲食店、駅周辺ビルや関連会社によるホテル、デパートなど運賃以外の収入も得られる。これら都会で得た収入で地方路線を維持はできているかも知れないが、ビジネスだけを考えると地方路線の存続は難しい。
東京一極集中の是正を考えると、やはり地方には元気になってもらう必要がある。
通信網の発達によるテレワークの増加、人不足によるトラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトなど、地方鉄道路線存続や地方再生など、それぞれの地方ごとに、今までの枠にとらわれない、これからの時代に合った考えで進めていかなければならない。
言うのは簡単…