ホームレス

アメリカ・ロサンゼルス郡でホームレスが増えている、と言うニュースがあった。
詳しくは書いてないが、職はあっても住める場所が無い、と言う人も相当数いるのでは、と思う。カリフォルニア州は全般的に景気が良く物価も上がっている。

カリフォルニアでは無いが、シアトルに住んでる友人が言うには、住宅費は過去30年で5倍に上がったらしい。日本円で800万円だと低所得者になるのだそう。
おそらくカリフォルニアの大都市ではシアトルよりも所得水準が高いと思われ、年収1000万円程度だと、持ち家が無いとまともな暮らしができないかも知れない。

確かに、アメリカに行く度に、物価が上がっている感覚はある。
例えば、スターバックスでマフィンのような軽食とコーヒーなんかで1000円はする感じ(半分の量でいいから半額にして、といつも思う)。

ところ変わって日本。
東京都心のホームレスは減っている
東京駅周辺にもたくさんホームレスは、古新聞や雑誌を回収して小銭を稼いでいたかも知れないが基本的には定職は無さそうだった。一時は、そんなホームレスが日経新聞を読んでいる、と外国人には日本の教育程度の高さを賞賛されていた時期もあった。
日本の物価は、バブル期に住宅価格その他色々なものが上がった時期もあったが、平成の30年間で、総じて変わっていないように思う。給料なんかは、逆に下がっているかも知れない(給与体系も年収序列なので個々人で見るとある程度は上がっているが)。まずまず安定した生活をできるのかも知れないが、外国に行っても日本経済の停滞は実感する。

日本の若者が内向き志向になっている、と言われ、海外留学に行く人も減っているらしい。
おそらく留学生が減っているのは、マインドの問題では無く経済的な問題なんだと思う。

参考までに、一人当たりGDP、日本の世界ランキングは;
平成元年(1989年)4位(US$24,830.99、3,425,793円)
平成30年(2018年)26位(US$39,305.78、4,340,269円)

令和の日本はどうなっていくんだろう?

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