あれから40年 – 原子力
1979年は、1月1日のアメリカ合衆国と中華人民共和国の国交樹立で始まった。
それから40年。この40年の間には、世の中の考え方や価値観が変わった(と思う)。
もちろん、国や地域によって文化や歴史的背景が違うので、変わり方に時差や程度の差が生じるのは仕方のないことだけれども、世界中が同じような方向に変わっているのかな、という感じがする。
1979年をWikipediaで調べてみると、いくつかの日本初がある。
共通一次試験、電子体温計発売、カプセルホテル、日本電信電話公社(今のNTT)による自動車電話サービス。
今では、当たり前になっていることがそれまでは無かった。
その1979年の3月には、アメリカ・ペンシルバニア州のスリーマイル島でメルトダウン事故が起きた。世界初の原発大事故。
今日(2019年4月8日)、たまたま原発に関するニュースをいくつか読んだ。
まさに、そのスリーマイル島のニュース。原発閉鎖が9月に迫る中、働き口確保の面から閉鎖に反対する意見。
もうひとつは、日本の経団連による、原発の再稼働や新増設を真剣に推進すべきだとする政策提言。
世の中の風潮は、原発を無くしていく方向なのかな、と勝手に思っていたけど、どうも違うようだ。経済理論的にはまだまだ原発は大切なモノなのかも知れない。
もうひとつ、原発関連ニュースとして、元総理大臣とかによるツイートに対する記事もあった。
言論の自由が認められた日本、いろいろな人の意見を尊重することは大切なんだろう。