Paper or Plastic

駅前のスーパーのレジ袋が有料になった。
我が家の近所にもついに環境保護の波がやって来たか、と言う印象。今まで無料でもらえるのが当たり前だったから、個人的には少し不便だけど。

それよりも気になるのは、日本の過剰とも思える包装。
スーパーでは、野菜や果物はたいてい袋に入っているし、中には、発砲トレイに乗せてパッキングされているものもある。
アメリカなど多くの国のスーパーでは、売り場に山積みにされ、1kgとか1ポンド(アメリカ)、1斤(中国)いくらとかで売られているものも多い。
買い物客が備え付けのビニール袋に入れ、自分で重さを量って値札を貼ったり、店の人に貼ってもらったりして、レジに持っていく。

食べ物では無いけど、初めて中国の北京に行った時、本屋で地図帳を買った。裏表紙を開けてスタンプをポンと押されておしまい。スタンプが支払を済ませた証拠。ブックカバーも袋も無し、究極のエコ、と思った。
さすがに最近の中国ではスタンプだけ、ということは無いけど。

流通段階の型崩れ防止・運搬効率の向上、店舗での省力化など、いろいろな理由はあるのだろうけど、あまりにも過剰な包装はゴミにしかならないから要らないな。
お土産など贈答品では、中身が貧相でも綺麗なラッピングで誤魔化せる(?)ので、包装は大事かも知れない、と思うけど。

そう言えば、何回目かのアメリカ出張の時にスーパーで買い物をすると、”Paper or plastic ?”と聞かれた。
紙?プラスチック?、単語はさすがに知っていたけど何を聞かれているのか意味がわからなかった。紙袋とポリ袋を見せられて、どっちだ?、と聞かれて納得。
ずいぶん以前からポリ袋は環境には良くない、と認識されていたんだと思う。

アメリカというとAmazonで送られてくる品物のパッケージはどうなっているんだろう?日本のAmazonの梱包箱デカ過ぎ。
あっ、Amazonで買う本にはブックカバーついてないな。

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