隣国との約束

約束と言うのは守らなきゃいけない、と言うのは多くの日本人にとっては常識だと思う。個人と個人の間であれば、守れなければ基本的には本人の問題となる。もちろん不可抗力その他やむを得ない事情で守れない、と言うのは出てくることはあるが。
これが、国と国の間になると少し複雑になってくるのかな、と最近思う事がある。
2018年11月に韓国に行った時は、ちょうど徴用工判決(新日鉄住金に対する損害賠償命令)が出た直後だった。韓国人の友人とその話をすると、韓国人のメンタリティーについて話してくれた。

日韓請求権協定で、解決したと日本は言っているが、多くの韓国人は一般的に以前の政権が約束したことは、今の政権とは関係ない、と思っている。増してや協定が締結された時の大統領は独裁者(1965年 朴正煕大統領)だったので、そんな時代の政権が約束した事なんか守らなくてもよい。

特に反論はしなかったけど、韓国の国内問題だな、と思った。
でも、よく考えてみると、日本でも宇宙人的な首相が外国とへんな約束をしたとすると、少なからずそんな約束知らない、と言い出す日本人が出てくるかも知れない。

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