世界一のキャッシュレス国

日本で報道されているところでは、キャッシュレス比率が一番高いのは韓国。と言うわけで、韓国のキャッシュレス事情も避けては通れない。

東京から2時間ちょっとでソウル。まずは、金浦国際空港に着いてセブンイレブンでT-Moneyカード(日本で言うSUICAやICOCAのような交通系カード )を5000ウォン(約500円)で購入。クレジットカードでOK。ただしカードにチャージするのは現金だけ、と言われ、10000ウォン(約1000円)札で支払い。
T-Moneyカードで地下鉄に乗ってソウル駅まで約20分、1450ウォン(現金だと1550ウォン)。
ソウル駅で長距離列車(KTX)の切符購入ももちろんクレジットカード。但し、自販機では、海外のクレジットカードは使えず、現金か韓国のクレジットカードだげというのもあるみたい。
先程のT-Moneyカードも韓国のクレジットカードではチャージできる。この辺りは、SUICAなんかと同じ。
露店や屋台での買い物はしなかったけど、普通(?)の店などではクレジットカードだけで事は足り、結局、2泊3日の短い韓国滞在だったけど、現金を使ったのはT-Moneyカードチャージした一回だけ。

キャッシュレス事情を韓国人の友人に聞いたところ、レストランや店舗ではキャッシュレス決済だと店舗などが納める税金が軽減されるとのこと。現金だと脱税できるので。
そのため、韓国ではキャッシュレスで支払える事が普通で、消費者も利便性からキャッシュレス支払いになっていったよう。
ただ、その友人が言うには、馴染みの食堂で支払う時は、99%の客がクレジットカードで支払う中、自分だけは現金で払う、と言っていた。現金払いだと馴染みの店主がとても喜んでくれるらしい。

日本でキャッシュレス払いの政策等を聞いていると、消費者へのポイント還元などは話題になっているけど、店舗などにメリットがある事柄は聞こえてこない。自分が知らないだけかな?
いくらキャッシュレス支払いを推奨しても使える店舗が増えないとやっぱり普及は難しそうに思う。

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